和賀山地-秋田駒-岩手山縦走

1968年7月17日~29日

 
7/17 大曲-北野-真木-七瀬沢あたりTS
7/18 TS-薬師岳-和賀岳TS(雨、風、濃霧)
7/19 停滞(雨・濃霧)
7/20 停滞(濃霧)
7/21 停滞(濃霧)
7/22 停滞(濃霧・強風)
7/23 撤退下山-真木-大神成-栗沢-白岩TS
7/24 TS-広久内-生保内-ヒヤ潟-国見温泉TS(快晴のロード)
7/25 TS-横岳-秋田駒-千沼原TS
7/26 TS-乳頭山-田代平-小白森山-大白森小屋TS
7/27 TS-曲崎山-大深岳分岐-三ッ石山-三ッ石小屋TS
7/28 TS-大松倉山-鬼ヶ城分岐-(岩手山は撤退)-七滝(台風接近・暴風)
7/29 牧場

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散々な山行だったが、それだけに思い出に残る経験だった。

7/16 盛岡経由ということは急行で東京まで行ったあのときか!東京までずっと雨だったけど。

7/17 夜中に急に雨が降り増水、テントサイトまで水が来た。グランドシート、シュラフなど水びたし。テントをたたむ時にまた水に漬けざるをえなかった!隣のパーティは、鍋、食器など流されてしまった。しかし何とかするもんだ。

7/18 天気は悪いが登山開始。霧のなかから急に薬師岳の岩場が見えた時には感動した。岩信仰も分かる気がした。和賀を越えた鞍部あたりでテント。雪田、水があった。

本来は尾根伝いに北へ、モッコ岳-五番森-仙石峠-国見峠-秋田駒、と縦走するはずだった。ブッシュの好きの計画だった。

国土地理院5万図/399×295pic

7/19-22 何もかも水びたしなのでカッパを着て寝る。濃霧、雨、強風で食べる以外何もすることがない。できることは全部やって、することがなくなり、A君がトランプを作った。それでひとしきり遊ぶ。なんとかするもんだ。

7/23 発電所のダムを渡った。東北らしい田舎道をゆく。

7/24 下山すると真夏日。その炎天下のロードだった。ちょっとした大きさの橋のたもとで休憩。暑いが風が涼しかった。新しいガードレールの真っ白が目にまぶしく、いかにも夏の感じがした。

この光景が、以後、ロードがちょっと好きになった原因だと思っている。結局、秋田駒ヶ岳山麓の国見温泉まで歩く。

7/25-27 絶好の登山日和。一番よく覚えているのは、千沼原~乳頭山あたりの池塘の高原だった。普通は見慣れない光景だから。だれかが「ミゼットが走る道や」と言っていた。

千沼原~乳頭山付近

 

 

 

 

 

 

 

 

国土地理院5万図から

400×278oic

国見温泉~秋田駒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国土地理院5万図から 287×398pic

7/29 生きた鶏一羽が食材に出た!だれがつぶすねん?となり背に腹は変えられないのでツブしたけども。包丁が切れない!医学部はさすがにツブすのが上手いことがわかった。もみじ足のついたまま焼いてやった。

 

■人間は窮地に追い込まれても、なんとかするもんやなあと実感した。だいぶん、細かいことには動じなくなったぞ。

東北のイナカの風景もよかったが、そのロードウォークもなかなか味がある。ロード好きを自覚した。

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